都営住宅との違い

初めて都民住宅を聞いたという方は多いかもしれませんが、
都営住宅と言う言葉は聞いたことがあると言う方は多いのではないでしょうか。
それでは、都営住宅と都民住宅は何が違うのでしょうか。その違いをご説明します。


都民住宅とは

都市再生機構や住宅供給公社などの公共機関による建設した住宅の他に、
民間企業が建設した住宅に、国と東京都が様々な形で家賃補助するという制度です。

基本的には、家族向けに賃貸住宅を普及させるために造られたのが都民住宅です。

家賃補助については立地条件や築年数など、物件の条件により金額は異なってきますが、
地域や物件によっては市場価格の半額近くになることもあります。

都民住宅の特徴
  • 中堅所得者を対象とした賃貸住宅。
  • 家族向けである(都民住宅には単身者用はありません)

都営住宅とは

公営住宅法に基づき所得の低い方を対象とした公営住宅(都が管理保有)です。
全体的に築年数が古い物件が多いようですが、家賃は一般の賃貸相場と比べても かなり安く借りられるのが特徴的です。
しかし、収入が多くなるにつれ、段階的に家賃も上がってゆきます。

都営住宅の特徴
  • 所得の低い方や住宅に困っている方を対象とした賃貸住宅。
  • 家族向けである
  • 単身者向けもある(60歳以上の方や身体障害者の方などが対象です)